ガンダムウォー初心者講座

今回は、GWを初めて間もない方や、これからショップチャンピオンシップ予選に
参加しようと思っている方々に、専門用語や最近のデッキ傾向をお届けしようという、なんとも粋な企画です。
注) ここで紹介するデッキ傾向は、近畿全般のデッキ傾向なので全国向けではありません。ご了承ください。


T 大会用語紹介



最近のデッキ傾向などを紹介する前に、GWプレイヤーとして、知っておいたほうがいい専門用語を紹介します。

1 キャントリップ
これは、「ターン終了時にカードを1枚引く」という意味です。
意味としては、「小魔法」で、マジックでよく使われる言葉でもあります。
この能力を持っているカードとして
カツ・コバヤシ
ガトル
●戦斗バイク甲タイプ
ギラ・ドーガ
ウァッド(ミリシャ仕様)
切り開く力
などがあります。
これらは非常に地味な能力ですが、手札が減らないという意味では、重量級ユニットより重宝されることもあります。

2 ハンデス
これは、「ハンド・デストラクション」の略語で「手札破壊」という意味です。
主に、黒が得意とする戦い方で、
●報道された戦争
●シンデレラ・フォウ
●謀略の糸
●残党狩り
などのコマンドをはじめ、
●ボリノーク・サマーン(1弾・9弾)
ダギ・イルス
ギャンM
などのユニットにもついていることもあります。
手札が、1枚でも減らせるということが、どれだけ強いか。
これは、実際にこのカードを使ってみて確かめたほうがよく分かると思います。
特にカードを手札に溜め込むデッキなどには、非常に効果があります。

3 カウンター
これは、「相手のやろうとすることを妨害するカード」の事を指します。
赤に多い、強力なカードで
作戦の看破
ハマーンの嘲笑
逆襲のシャア
宇宙を統べるもの
潜入工作
鉄仮面
などがあり、これらを使ったデッキを「カウンターデッキ」といいます。
特に、上級者がよく使っているデッキです。赤Gを見たら、まずこれだと思って間違いないでしょう。

4 ロック(lock)
これは、「相手を拘束して、何もさせない」ことを指します。
有名なのが「●混戦」ですが、そのほかにも
●政治的圧力&摂政の演説
反抗拠点&戦いの合間に
ニュートロンジャマー
アフリカ独立解放戦線
などがあります。
最近は、ロックをコンセプトにしたデッキはあまり見ませんが、決まってしまうと本当に身動きが取れません。

5 アドバンテージ(advantage)
これは、日本語訳の「有利になる」の通り、自分が相手より有利になることです。
この言葉だけでは、あまり聞かないですが
ハンド・アドバンテージ(手札的優位)
ライフ・アドバンテージ(生命的優位=本国的優位)
などのように使います。

6 サーチ(search)
日本語訳の「調査する・探す」の意味の通り、欲しいカードをデッキから探すことです。
これができるカードとして
月の支援者
サラサ再臨
月のマウンテンサイクル
などが有名ですが、あまり知られていないところで
ガンダム5機確認
戦場へ(キャラ)
偽装工作(ユニット)
などがあります。

用語の説明は以上です。これを知っているだけで、他の初心者よりも1歩リードですね。
中級者への道は近い!


U デッキ傾向とメタゲーム



1歩進みまして、最近のデッキ傾向を紹介していきたいと思います。
大会では、どんなデッキがはやっているのでしょうか?

1 SEEDデッキ
言わずと知れた、ガンダムSEEDのユニットをメインに、その圧倒的な攻撃力で押し切るデッキです。
ストライク・デュエル・イージス・ブリッツ・バスターといった、4Gユニットと
そのバリエーションのユニットの強さは同コスト圏の他の色を圧倒しています。
最近の流行として
「量産化ストライク」
「ニュートロンジャマーロック」
などがあります。
前者は、「量産化の成功」を使い、同じ型番のストライクシリーズを大量に出して本国を削ります。
後者は「ニュートロンジャマー」を使用し、リロールインするPS装甲の特性を利用したロックデッキです。
どちらも、ショップチャンピオンシップ予選ではよくみかけます。
ひとつの「メタゲーム」であると言えましょう。

2 カウンター○○デッキ
○○の部分には、メインになっているユニット名が入ります。例えば「サザビー」とか「●ジオ」とか。
主に混色が多く「赤黒」型と「赤青」型に分けられます。
前者は、カウンターと場のカードを破壊するコマンドを使い、自分の場を圧倒的に有利にします。
しかし、後者は、とことん守って凌いで、相手が息切れしてきたところに大ダメージを与えるデッキです。
どちらも、的確なプレイングを要求されるデッキなので、対戦した時は、注意が必要です。
赤を使いこなせることは、どんなデッキでも使えると言うことなので。

3 ウィニー
低国力ユニットを大量に配備し、早いターンに大ダメージを与えるデッキです。
クイックユニットが多い、「ジオンウィニー」
防御力と優秀なキャラクターが豊富な「青単ウィニー」
爆発力がケタ違いの「黒単ウィニー」
大会でみるとすれば、この3つでしょう。
「ジオンウィニー」は「背水の陣」による高打点がウリで、勢いをとめられないと、アッという間に負けてしまいます。
「青単ウィニー」の場合は、高機動で7〜8点与えてくることもあり、ダメージを凌ぐのが難しいです。
「黒単ウィニー」の場合、突然、大ダメージを与えてくるので、仕掛けてくるタイミングを見極める必要があります。

4 サイコミュデッキ
配備エリアにいながらダメージを与える「サイコミュ」ユニットをメインに、カウンターしながら本国を削るデッキです。
最も多いタイプは「赤単」で、「戦士、再び……」の加入から一気に台頭してきました。
マルチプルを使うとサイコミュが5点になる「キュベレイMk-U(エルピー・プル機)」
サイコミュユニットとは思えない打点の高さを誇る「パーフェクト・ジオング」
この2体のユニットが主になり、NTキャラとして
エルピー・プル
プルツー
ハマーン・カーン
などで、サイコミュによるダメージを与えてきます。
キャラクターを破壊しないと、攻撃を受けながら、自分は殴れないと言うジレンマに襲われます。
大会に行けば、かなりの確率で当たるのではないでしょうか。

これらのデッキを捉えた、現在の環境を「メタゲーム」と言います。
つまり、「今のメタゲームは、SEEDとウィニーかな」などのように使うのです。


V 対策とデッキ選び



メタゲームを踏まえたうえで、自分のデッキを選んで見ましょう。
まず、メタゲームにあわせてデッキを組む前に「自分がどんなカードを使いたいか」を考えてみましょう。
「相手を破壊するカード」が使いたいのなら、「●核の衝撃」。
「一撃で勝負を決めたい」のなら、「Zガンダム(ロングビームサーベル装備時)」や「∀ガンダム(ハンマー装備)」。
「相手にやりたいことをやらせない」のなら、赤のカウンターコマンドや「●混戦」。
白の「ニュートロンジャマー」でもいいですね。
他にも、自分で「これ、使ってみたい!」と思うのが見つかれば、それを生かしたデッキを作ってみましょう。

それが決まれば、次はメタゲーム対策です。
メタゲームを調べるには、先ほど書いた情報を参考にされてもいいですが、
自身でショップチャンピオンシップ予選にでてみると、より細かく分かります。
ここで、大まかなデッキ対策用のカードを挙げて見ましょう。

1 ウィニー対策
一時休戦(ダメージ無効)
震える山(全体ダメージ)
●ジオン掃討作戦(全体ダメージ)
木星圏からの出発 隠された翻意(ダメージを受けない)
支援部隊 天を灼く剣(ユニットにダメージ)
残された選択肢(ダメージ無効)

ウィニーの場合は、ダメージを毎ターン与えることがコンセプトです。
1ターンの遅れが命取りになる場合があり、その「勢い」を削ぐことができれば、勝機も見えてくるのです。
また、ウィニーユニット1つ1つは戦闘力が低いので、全体ダメージコマンドに滅法弱いです。
「●ジオン掃討作戦」や「震える山」は、ユニットを壊滅させられるので、ウィニーの天敵と言えるでしょう。

2 赤デッキ対策(間接的なものも含む)
ニュータイプの勘 カミーユ・ビダン(BB)
ガルマ・ザビ(BB)
●因縁の鎖 ●公開処刑
鉄仮面 里帰り
宝物投棄 思わぬピンチ
ガンダムデスサイズヘル(6弾)

カウンターとサイコミュを一くくりにしたのは、「コスモ・バビロン」が、どっちのデッキにも入っているからです。
このカードは、とんでもない回復量を持っていますが、場から離れたら負けてしまうと言うハイリスクも持っています。
それを利用したカードを、サイドボードに入れておくと、赤デッキと当たったときにやりやすくなります。
ニュータイプの勘は」、カウンターされにくくするものですが、
それ以外は回復そのものを封じたり、カウンターされなかったりするものです。
また、キャラクターの脅威もありますので、「●公開処刑」・「思わぬピンチ」もお勧めしています。
赤の「鉄仮面は」、「逆襲のシャア」対策です。
プリベント付きで安心しているところに、「鉄仮面」でのカウンターは、きっと痛手になるでしょう。

3 SEED対策
Zガンダム(バイオセンサー発動時)
ゲリラ屋の戦い方
●狂乱の女戦士 ●カテジナ・ルース
潜入工作 アフリカ独立解放戦線
ディアナ排斥計画
イザーク・ジュール(10弾) ムウ・ラ・フラガ(DB3)

SEEDは、とにかくカウンターに弱いです。
潜入工作」、「ハマーンの嘲笑」、「逆襲のシャア」と言ったユニットカウンターに手も足も出ません。
また、指定国力が高いので「アフリカ独立解放戦線」が決まると、ユニットの展開もできないです。
しかし、ユニット1枚で場を制圧できるのは間違いないので、要注意のデッキではあります。
また、「Zガンダム(バイオセンサー発動時)」などでロールさせられたり、
イザーク・ジュール」のような「明らかなSEEDメタ」のカードには、対処のしようがありません。
(キャラの場合は、OZからの脱退などで除去できれば別ですが、ユニット除去は少ないです)


以上のことを考慮して、デッキを選んでみましょう。
ここでひとつ、あとがきをします。
「デッキを組む上で、答えなどない。戦いの中で勝利に至る過程と、その結果がこれからの道標となる。」
かなりカッコいい事を言ってみました。(自画自賛)
でも、この言葉にたどり着くと思います。
では、皆さんの健闘を期待します。


著者:晋・アシャー




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